Hasta la vista Blog

閖上(ゆりあげ)へ。

南三陸町で友人と別れました。

去年はそのまま海岸線を南下して、海岸沿いの国道や県道を使って女川~石巻を経由、高速に乗って仙台、秋保温泉へと行きました。
今年は地球のステージの本部がある名取市の閖上(ゆりあげ)を目指します。
地球のステージに度々登場する、閖上中学校や亡くなった生徒たちの慰霊碑、そして閖上の記憶という施設、そして可能なら桑山さんに会えるかなと。

スタッフのアキちゃんからの電話で、夕方の4時ごろまで桑山さんとアキちゃんが閖上中学校におられることが分かりました。
ただ、南三陸を出発したのがぎりぎりっぽい時間だったため、間に合えばラッキー的な感じで車を走らせました。

ナビのおかげで迷うことなく閖上中学校に到着。



幾度となく地球のステージで見た校舎です。



桑山さんとアキちゃんもおられました・・・。
ふざけているわけではありません。
撮影用のカメラを搭載したラジコンのヘリコプターみたいなものを飛ばして、いろいろ撮影中でした(笑)。

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これも写真通りの慰霊碑。



亡くなった14名の中学生たちの名前が刻んでありました。

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教室で使われていた机にメッセージが。

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学校のすぐ近くに閖上の記憶があります。
夕方の4時に閉まってしまうとのことで、桑山さんとの挨拶もそこそこにまずはこちらで記録のビデオを見せてもらうことにしました。



ま、せっかくなので記念撮影も(笑)。

桑山さんとアキちゃんはこの後福島の二本松で行われる地球のステージのために、挨拶をして帰っていかれました。
ちらっとお会いできただけでもよかったです。



震災のことを口に出してはいけないような雰囲気があり、口も心も閉じてしまいがちになる子供たち。
口にすると津波の恐怖を思い出し、なんとなく良くないことは喋らない方が良いと思ってしまう。
そうやって、いつまでも口にせずにどんどん何かが溜まっていく。
心療内科医である桑山さんは子供たちに心の中に溜まっているものを思い切り吐き出してもらおうとされました。
口に出していいんだよ、しゃべってもいいんだよ、そう語り掛け、子供たちに作ってもらったのが町のジオラマでした。

震災前の閖上の町と。



未来の閖上の町。
子供たちの考える未来の町は素敵でした。

町の中央に高くそびえる500mの塔が建っています。
津波が来てもスルーできるように3階くらいの高さまでは太い柱で中は波が通るようにできています。
その上は避難所のなっており、塔の一番上にはヘリポートができています。

海岸線には30mの津波を防ぐ防波堤が続き、その後ろには防風林、さらにその後ろの運河には津波を飲み込んでしまうロボット1号、津波をせき止めるロボット2号など、子供たちのアイデア満載でした。

これは先日出雲で行われた地球のステージの中の震災未来編で語られていた内容です。
実際に見てみると、胸を打たれます。



これらは津波が来た時の記憶を子供たちが粘土で作ったものです。



そのうちの一つ。
「つなみがきて、お母さんとにげた(4年生 みくちゃん)
 うしろから、つなみがすごいいきおいで来てたから
 お母さんと逃げて、横断歩道をわたった先の、
 黄色いお家の2階へにげました。」
津波に追われてお母さんと一生懸命走るみくちゃんと、横断歩道、黄色い家が粘土で作ってありました。

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閖上中学校も移転が決まったそうです。
慰霊碑も移転しなければなりません。
ご遺族の方々はやっとの思いで作り上げた慰霊碑が、また違う場所に移ることに複雑な思いをされておられるでしょう。
桑山さんのお話だと、ご遺族の方は新しい町ができるのが楽しみという気持ちと、子供たちが亡くなった通った学校と慰霊碑をそのまま残してほしいという複雑な気持ちだそうです。



閖上をもう少し回ってみるつもりだと言うと、閖上の記憶のスタッフの方に言われました。
「4時半くらいには暗くなります。街灯がまったくありませんから、気を付けて、できるだけ早めに回られてお帰りください。」



夕陽はきれいでした♪♪

行くたびに胸が締め付けられるような思いを何度もします。
いつになったらただただ楽しむだけに行くことができるようになるんだろうか。

とにかくまだ現地は現在進行形です。

忘れないようにしたいと思います。
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  1. 2014/11/28(金) 19:12:06|
  2. 協力隊 交流
  3. | コメント:2
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コメント

なかなか出来ることじゃありませんよ
忘れないための旅なんて・・・

温泉入って、ご飯食べて、観光し、そんな旅じやないから、余計に心に沁みてくるようなきがします
ますます、Shugoさんご夫妻を好きになってしまいそうです。
  1. 2014/11/29(土) 02:37:32 |
  2. URL |
  3. ひろ #-
  4. [ 編集]

ひろさん。

なんですかね~、協力隊時代の友人が被災したことで他人事じゃないような気持ちなんですよね。
それでも日々忘れて行きそうなんですが、地球のステージを聞いたり、実際に現地に行くと胸がぎゅーっとなりますね。
この夜は温泉にどっぷり浸かりました♪♪
あ、好きにならないでくださいね(笑)。
  1. 2014/11/29(土) 08:43:06 |
  2. URL |
  3. Shugo #BWgGc7Fk
  4. [ 編集]

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Author:Shugo
1961年生 ♂
出雲地方に生息中
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